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<Author: 孟浩然>
<Title: 早寒有懷>
<Format: 五言律詩>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文有假名>
<style2: 日本現代譯文附假名標注>
<TranslatedTitle: 早寒懷ひ有り>
<BookPage: 55>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
木落雁南度，北風江上寒。
我家襄水曲，遙隔楚雲端。
鄉淚客中盡，孤帆天際看。
迷津欲有問，平海夕漫漫。
<End Poem>
<Translation>
木（こ）の葉（は）が落（お）ちて、雁（がん）が南方（なんぽう）に向（むか）かって飛（と）んで行（ゆ）き、北風（ほっぽう）が川（かわ）のほとりに寒（さむ）い。わが故郷（こきょう）の家（いえ）は、裏陽（りよう）付近（ふきん）の川（かわ）のほとりにあって、遠（とお）く楚（そ）の地（ち）をおおう雲（くも）の彼方（かなた）にへだたっている。

故郷（こきょう）を思（おも）う涙（なみだ）は、他郷（たきょう）を旅（たび）する間（あいだ）に尽（つ）き果（は）てて、一（いっ）そうの帆（ほ）かけ舟（ふね）の姿（すがた）を、遥（はるか）かな空（そら）と水（みず）との果（は）てに見出（みだ）すのみ。渡（わた）し場（ば）はどこかと問（と）うてみようとわが行（ゆ）くべき方向（ほうこう）に迷（まよ）っていると、平（たい）らに広（ひろ）がる大海（おおうみ）のような川水（かわみず）が、日（ひ）の暮（く）れ方（ほう）、広（ひろ）くはるかに続（つづ）いている。
<End Translation>